学校や職場

私たちは、否が応でも集団の中で社会生活を営まなければなりません。
家族という小さい社会から、学校、会社と、その環境は変わっていきますが、集団生活には色々な制約が求められます。
そうした制約があるからこそ、私たちは他人ともうまく折り合いをつけて暮らしていくことができるのです。

しかしこの制約は、健康な状態が基準になっていることが殆どです。
ですからアトピーが酷くなったから、学校に行かない、働かない、というのは基準からもれてしまいます。
この現実は多くのアトピー患者の方の、悩みでもあります。
また学校や職場での活動にも、できることに制限があるため、辛い思いをされた方もいらっしゃるでしょう。
中には夢だった仕事を諦めた方も・・・

しかし、学校や職場はアトピーの人ばかりに都合よく動くことは出来ません。
そして中には理解ない中傷を言う人もいます。
それが現実の社会なのです。

それが現実だとしても、悲観してばかりではいけません。
まずは、自分の症状を改善する努力が必要です。
その上で、学校や職場の理解を得る努力をしましょう。
アトピーを治そうともしないで、辛い症状ばかりを訴えられては、他人はうんざりします。
また前向きに改善に取り組むことは良いのですが、アトピーの話題ばかりに付き合わされることも、他人には苦痛です。
そしてどうしても症状が酷くて辛いときには、無理をせずに休養をとるようにしましょう。
また、学校は休んでも他人には迷惑がかかりませんが、職場では他人に迷惑がかかることを覚えておきましょう。
その上で復帰後は休んだ分も補うべく、最大限の努力することが大切です。

アトピー症状のある方が社会生活を送る上で重要なことは、アトピーに生活を乗っ取られないことです。
アトピーの症状は辛いものですから、いつ症状がでるか常に不安だとは思いますが、あなたの人生=アトピーではありません。
まずは現在の状況の中で、十分に自分の力を発揮してみてください。
活力があふれている人は、どんな病気を持っていても素敵に見えるものです。

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